趣味写真

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2014年 07月 06日

紫外線写真の世界

今朝は晴れそうだったのでかねてから狙っていた紫外線写真に挑戦してみた。
なんで紫外線写真なのかと言うと
蓮の花には良くミツバチが飛んでくるけど、花の撮影には非常に邪魔な存在。
このミツバチ、追っ払っても、追っ払ってもすぐに戻ってくるので、
ミツバチの目には蓮の花はどのような色合い(実際は白黒だろうけど)に写っているのか気になっていた。
ミツバチなどの花の蜜を目当てに飛んでくる昆虫は紫外線で見ているという事なので
是非とも紫外線撮影をしてみたかった。
で、今年、天体撮影用にカメラを改造するにあたって、紫外線撮影にも使える事をうたっているIDASに改造をお願いした。
それとともに紫外線透過フィルタも買っておいた。
ただ、フィルタ径は31.7mmと50mmしかなかったので、ドロップインフィルタで使える50mmを購入した。
なので、使用できるレンズは50mmのドロップインフィルタが使える機種のみ。
今朝はニーニーを使用して撮影してみた。
いきなりのぶっつけ本番だったので、ニーニーが何処まで紫外線を透過してくれるのか心配だったが、
結果は紫外線をかなり透過してくれていた。

紫外線撮影使用機材
カメラ:EOS 5D MarkII DRS-SP
レンズ:EF200mm F2L IS
フィルタ:IDAS UV372-80
フィルタの分光透過特性は

撮影結果はこんな感じ。
紫外線写真の世界_b0123663_2048934.jpg
紫外線写真の世界_b0123663_20482037.jpg
紫外線写真の世界_b0123663_20483347.jpg

花は順に2日目、3日目、4日目だと思うけど、もっと違いが表れるかと思ったけどあまり違いが無かった。
ミツバチが寄ってくるのは見た目ではなく匂いなのかもしれない。
面白いのは雌しべと雄しべは可視光では黄色で同じなのに、紫外線で撮ると雌しべは白く、雄しべは黒く見えている。
花全体は紫外線を吸収しているけど、雌しべだけは紫外線を反射している。
なかなか面白い結果になった。
紫外線写真って結構思っていたより面白いかも。
違う花も撮ってみようかな?
ひまわりとかどんな感じになるんだろう?

by elefantino-t | 2014-07-06 21:02 |


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